この20年

昨日の夕刻、丸山さんからラインがありました。


お疲れ様です。

M様より連絡を頂きました。フリースの提案、結論から言えばごめんなさいという事でした。

理由は

1️⃣上下セットとフリースコミコミで既存メーカーがグロスでコストを出している。

2️⃣いきなり大きな数字を振るより少ないところからお試しでやりたい。

2️⃣からも伝わる様にインデップのOEMに対する姿勢・背景・コストメリットは充分伝わっています。

新しい商品はどんどん提案してほしいと言われました。

この度は残念ですが、次の手を打っていきます。宜しくお願いします。




60%くらいの確率で決まると思っていたので、かなり残念。

昨年もオファーしたのですが、ダメでした。

今回はいけると思ったのに!決まれば10万枚5000万の案件でした。

まあ、しかしですよ。

バイヤーのOさんが大ヒットさせたグループをうちでやらせてほしいという

やや無理矢理な提案でもありました。


しかし、

昨日から、私はなぜ断られたのか?

もっとできることはなかったか?

と思わされるわけです。

大前提として、インデップがOEMをやるという体制が

そもそも整ってなかったと私は思いました。

決まれば、数千万の商談なのに、

カタログもできてない、

正式なサンプルもない、

各色スワッチもない、

外部検品会社も決まってない、

費用などの見積もりを取るのに手間取った。

そうですね。

お客様から見ると、隙だらけ。

やる気が薄いと思われてもしょうがない。

そんで、思うのです。

このインデップの20年を。

こういうゆるい感じで過ごして来てしまったのではないか。

この20年でユニクロは売上を9倍にしたというけど、

(インデップはほぼ横ばいで、日本のGDPと似ている)

ユニクロの時間密度とインデップの時間密度は違っているだろう。

インデップの時間はの流れば、ユニクロの時間の流れとは違う。

緊迫感、切迫感、

「即断 即決 即実行」 柳井さんの好きな言葉だそうです。そしてユニクロイズム。

毎週が勝負、その連続でユニクロは20年間やってきている。

やっぱり、インデップはゆっくりしてる。

今年も去年の延長上でついつい考えている。

今週も先週の続き。

何か変化を起こそうという気力が続かない、

そういうゆっくり文化が、今までと同じで行こうという社風が

20年間で染み付いてしまったのかもしれない。

断りの連絡をもらって、

改めて反省しなければと思ったわけです。

皆さんは、どうですか?

今年も昨年と同じ感じでやり過ごそうという度合いは?

昨日の日報には、次の様な言葉も見られます。

行動しなければ何も機会が生まれないことを特に実感した年でした。

「今まで通り」は確実に通用しなくなっていることを痛感しております!

我々もそろそろ、即断即決即実行で、

根底から変わっていかないと、まずいですね。

がんばりましょう!

Staff

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