ある営業マンの話

最近、銀行の営業マンと話す機会が多くなっています。

銀行のカラーとか規模などによって、

私たちの付き合い方も変わります。

皆さん、大体、ありがたいことに熱心なのです。

最近、ある銀行マンからの長文のメールの中に、

次のような言葉が書かれていました。

僕なりに色々考えてみました。 この数ヶ月社長と話をしながら、

社長の思いを理解しようと全力で努めました。

社長は従業員の皆さん、従業員の方のご家族、皆さんをとても大切にしていると、

今までお会いさせて頂いた経営者さまの中でも1番大切にされていると思っています。

僕は、インデップさんは今後も業績を伸ばし、大きくなっていくと思います。

服は絶対必要です。今後は高齢化が進み、高齢者が増えます。

また、出来るだけ安くて良いものを求める時代になっていきます。

インデップさんの商品は安価な一方品質が良いので、売れます。

業績が良くなっていきます。

引き続き、最善を尽くします。

何かご質問等あれば、どんどんおっしゃってください。

私はどちらかというと、天邪鬼です。

普段は、クールな方だと思います。

このメールをもらった時も、またまた、ちょっと耳障りのいいこと言いってるな。

くらいの感じで、受け流していました。

でも、ですよ。

何か、やっぱり一線を越えてる感じがあります。

ちょっと、距離を詰められてますよ。

普通の営業マンは、ここまで、なかなか言うことはありません。

ちょっと、思い出して、読み直したり。

特に、ちょっと落ちてる時に読んでみたり。

ぶっちゃけて言うと、この言葉、私の腹に残っちゃってるんです。

そして、何かこの人と、取引してもいいなと思っちゃってるんです。

いやいや、そりゃ、普通、歯の浮くようなことを言う人を

私は全く好みません。そんな人とは付き合いたくないと思う方です。

だけど、この時の、この言葉は、実際に、私に効き目があるということです。

営業マンとして、何かを売る場合に、何かの一線を越えて、

相手の懐に入ることができれば、それは、別次元の関係性になり得ます。

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